父親が明日からテレワークらしく、隣の部屋で作業スペースを確保していた。汚い物置部屋が急に書斎らしくなってすごい。
星野源の曲に安倍さんが乗っかってるやつ、わたしはなんか初見で無理になってしまった……
音楽の政治利用とか関係なく、今、音楽業界が死んでしまってる中で、その原因が今の政府の指針にあるにもかかわらず、都合良いところだけは寄り添っていく姿勢がキモくなってしまいました
今、政府(政府とは)が助けようとしている「国民の皆さん」の中には、人気ミュージシャンは入ってるかもしれないが、人気ミュージシャンを支えるライブ関係者や舞台の裏側の人たちは入ってなさそうっすね、もともと視界に入ってなさそうな感じをダメ押しアピールしている風に見えてしまいました……
例えばもし星野源が「全世界の誰でもコラボして良いよ」と思っているとしても、じゃあ安倍さんがやったって良いじゃん〜とはならないと思う。総理も一人の人間なんだな、と気付ける方法は他にもあるだろう
あと、これは批判じゃなくて悪口なので無視してほしいが、踊ろうって言ってんのに特に何もしてない動画上げるのセンスないぞ、せめて犬と踊れば良いと思う
ブログに人の悪口を書くな!
犬は可愛い
さて、話は昨夜まで遡る。
ドリームマッチ2020、観ました??!?!?
復活してくれて本当に嬉しかった、復活させてくれたディレクターの藤井健太郎さん、本当にありがとう。
面白かったけど、実は全体的にあんまり好きじゃない感じだったなという感想だ。今日このブログ、批判回か?
「藤井健太郎プロデュース」ドリームマッチ2020、って感じが強すぎて、水曜日のダウンタウンの雰囲気を帯びすぎた編集がちょっと苦手だった
例えば、最初のフィーリングカップルの時、あえて風俗店みたいな会話を切り取ってるのはちょっと見ててしんどい気持ちになりました……松ちゃんも他の芸人も、別に下ネタじゃなくても面白いコメント他にしてると思う
ドリームマッチに関しては、昔見てた感じをそのまま見られれば良いなと単純に考えていたので、「こういう視点から見ろ」と見方を強制される藤井さんらしい編集は、自分の中ではあまり相入れなかった。全体的に内輪ノリがちょっと強かったなぁと思う。藤井さんの考え方自体は好きだが
その中で、ハライチ岩井×渡辺直美が自分的に優勝だった。ダントツ! 醤油の魔人/塩の魔人て何! 蓋開けてシューマイとか出てきたときめっちゃ笑った。
岩井さん「バズりたい」って言って実際にバズっててかっこいい
くっきーと若林も好きだったなぁ〜。若林が血塗れで倒れてるところはなんかもう感動してしまった。昨日のオールナイトニッポンで若林がくっきーを選んだ理由について、「帰り道に、あぁ、生きてる、って感じがしたかったから」って言っててわろた。あんなことやったら、絶対「生きてる」って感じするだろうな。
自分の中では
1位 岩井×ナオミ
2位 くっきー×若林
3位 せいや×小峠
かなぁ
今後YouTube上がったら、岩井のとくっきーのだけはめっちゃ見ると思う。
ちなみに、過去で好きなやつは「バイきんぐ小峠×サンドイッチマン富澤」と「インパルス板倉×サンドイッチマン伊達」と「トータルテンボス藤田×オードリー春日」などです。
どうか来年も、ドリームマッチよろしくお願いします!
【2020/4/12に読んだ本】
福嶋亮大『復興文化論 日本創造の系譜』(青土社、2013年)
最近で一番難易度の高い本だった。どの章からでもわりと読めるのは親切。福嶋先生のことを現代批評・サブカルチャー・人間のように思いがちだが、専門の中国文学は流石に激強だなぁとよく分かる。本紀・列伝やら屈原やら、世界史選択者にとっては懐かしい。
日本文学は、敗者が一人称で語るのではなく「生き残った側が敗者の声を聞く」形であり、それがポスト3.11の現代までも続いているという指摘は面白い。「敗者に手向けられた鎮魂の歌は、かえって敗者の自己表現のチャンスを奪い取り、すべてを呪術化=芸能化しかねない。」震災文学と言われるようなジャンルも、芸能化されていないか注意が必要だと思う。
中上健次によら新宮熊野の「重力の都」として描き方、『水滸伝』に見られるグロテスク・リアリズム、ディズニーによる自然性の払拭、などはとてもしっくりきた。
中国化と出てきたら興那覇潤『中国化する日本』か、とか、風景やら自然やら出てきたら柄谷行人『日本近代文学の起源』だな、とか、少しずつ分かるようになってきたのは嬉しい。だからもう、そういうの分かってる人をもともと想定して書いてんだな、泣ける。
分からないながら、自分の中に一度、本をインプットしておくことが大事だと思うので、今後、他の本と繋がっていくことに期待します……