粗品のツッコミ「突然の死」説
最近、自分でノートに日記をつけ始めたら、
毎日・毎週・毎月アウトプットしたいことが沢山あるのに、やりきれていないことが判明したので、ブログを開設しました。
続くか分かりませんが、とりあえず頑張ってやっていきたいなと思っております。
粗品の話をします。
もうあと1ヶ月でM-1グランプリ2019決勝なのに、今更、去年のM-1の話だ
_人人 人人_
> <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
突然ですが、こういう記号、見たことありますか。
ネットではよく見ますよね。
元ネタは諸説あるらしいけど、一つは2ちゃんねるの2012年5月3日の書き込みの、これらしい
1 :名無しVIPPER 2012/05/03(木) 21:34:46.74 id:yA54Y7/L0
へ(^o^)へ
|へ
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三) )三
< ̄ ̄>
Σ ( ^o^)
<) )>グキッ
< ̄ ̄>
_人人 人人_
> 突然の死 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
なんか見たことある。
話は去年のM-1グランプリに戻り……
その漫才の特徴は、粗品が手を前に突き出しながら、せいやに対して一言で簡潔にツッコミを入れる、あのスタイルだと思う
↑状況を説明していて恥ずかしくなった
オール巨人師匠も決勝戦ファーストステージネタ後にコメントしていた。
「粗品君がボケのせいや君に対して、皆が思ってることよりちょっと上のことを言うてるから、どんどんハマっていく」
せいやがボケている時、観客は、そのボケのポイントを把握していない状態で待たされている。
そこに粗品があの手とワードセンスでツッコミをぶちかますことで、短時間に凝縮されたでかい笑いが生まれるのだ。
↑状況を説明していて恥ずかしくなった
そこで思ったこと……
_人人 人人人人 人人_
> しょうもない人生 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
このテンプレ記号と、粗品のツッコミ、
親和性が……高い。
「突然の死」みたいな、最後のオチで全部拾われることで発生する笑いは、ネットの文章の短さが生んだものだと思う。
例えばTwitterだと、140字以内という規定があるし、規定なくても、ネットの文章が読みやすさ重視で短い傾向にあるのは言うまでもない。
その中で話を完結させようと思うと、内容を凝縮する必要がある。
内容の凝縮……
「いや、急に死んだよこいつ!」→13文字
「突然の死」→4文字
オチの部分を凝縮することで笑いを取る「突然の死」スタイルがこうして生まれる。
さらに、さっき上で引用した「突然の死」の元ネタをもう一回見てみると、
「突然の死」より前は、顔文字記号が踊っているだけで、何が起こっているのか……というより「起こっていることが何を示しているのか」が分からない。
それを「突然の死」という凝縮された4文字が回収し、同時に笑いを取る。
この構図を霜降りのネタに当てはめると……
顔文字記号の動き=せいやのボケ
(意味がまだ分からない)
_人 人人 人_
> 突然の死 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
=粗品のツッコミ(ボケに意味を与える)
みたいな感じになるのでは。
偶然かもしれないけど、霜降りのM-1ネタでは船上でダンスパーティーっていう設定でせいやが色々な踊りを繰り広げて、粗品がツッコんでいましたね。せいや、顔文字記号説
顔文字記号でなくても、せいやは基本的に動きがでかいから、かなりこの「突然の死」の元ネタに近いな!
話は変わって、今年の7月から、霜降り明星のYouTubeチャンネル「霜降りチューブ」が始まった。
私もたまに見ているのですが、見てるとまず、粗品はネット系の知識バリ強いことが分かる。
だから粗品は「突然の死」的な笑いの取り方を、他の芸人よりも心得ている気がする。
さらに、霜降りチューブ2019年11月7日の【質問】ドリームマッチなら誰とどんな漫才をしたい?回で粗品本人が
「あれ(手付きのツッコミ)はM-1獲るための武器」
と言っていた。
ネット普及時代の戦略として狙いに行ったのかなぁ、みたいなことを考えると、
お笑いショーレースに反映される「時代性」にエモーショナルを感じてしまうね!
雑なまとめ方をしました
ちゃんと研究したらゴリゴリの硬い文章になりそうだけど、ブログだからこういう感じでやっていきたいな〜
お笑いオタクではないけど、お笑いを見ていると言いたいことが沢山出てきてしまうので、
そのうち天竺鼠のコントと文学理論を結びつけて書きたいと思っているが、
むずいし、恥ずいね……。
_人人 人人人人 人人_
>続かなそうなブログ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
リンク:2019年11月7日【質問】ドリームマッチなら誰とどんな漫才をしたい?【霜降りチューブ】